鳥文斎栄之
eishi
38.4×25.6 大判錦絵(紅嫌)
25.9×18.8 中判錦絵
33.7×23.2 間判錦絵
38.8×25.9 大判錦絵
きらびやかな桜の簪を髪に挿し、優雅に琴を弾いているのは、上流階級に属すると思われる女性。その端正な顔立ちとすらりとしたプロポーションは、旗本という高位の身分である栄之の得意とした表現であり、品格溢れる女性の美しさが自ずと伝わってくる。
38.7×25.9 大判錦絵
両膝を立てたくだけた姿勢で三味線を奏でている、兵庫屋の新造、三つ糸。新造とは、花魁の付き人として身の回りの世話をする、年若い見習い女郎のこと。三味線は遊女に求められた技芸の一つ。
( 右)39.1×25.9,(中)39.0×35.9,(左)39.1×25.6 大判錦絵三枚続
( 右)38.7×25.5,(中)38.6×25.8,(左)38.6×25.9 大判錦絵三枚続
古来貴族が舟遊びに用いた鷁首船は、想像上の鳥である鷁を、装飾として船首にとりつけた船で、本来龍頭船と対で用いられた。
( 右)37.1×24.2,(中)37.2×24.4,(左)37.2×24.3 大判錦絵三枚続
84.3×28.4 肉筆絹本
心地よい川風に吹かれながら舟を待つのは、お座敷に声のかかった芸者である。今日風にいえば、出先に向かうためのハイヤー待ち、といったところだろう。