奥村政信
masanobu
49.7×36.2 特大判墨摺絵
頭から羽織を被った武士の前には巨大な蛤、その口からは禿を引き連れた豪勢な花魁道中が蜃気楼となって立ち現れている。同じ花魁が貝の口と行列との二度にわたって描かれ、異時同図表現となっている。
33.9×15.3 細判漆絵
振袖姿の美しい娘、といいたいところだが、実はこの図の主人公は美少年である。色子とは、陰間茶屋と呼ばれる男娼窟に身をおいて客をとる者を指し、あるいは歌舞伎芝居で若衆形をつとめる者のことをも意味した。
68.5×24.5 幅広柱絵判漆絵
14.3×15.5 細判半截紅絵
14.2×15.5 細判半截紅絵
14.1×15.4 細判半截紅絵
26.0×35.0 大判墨摺絵筆彩
平安時代末期の武将、源(木曾)義仲と鎌倉方との合戦は最終局面を迎えた。義仲とその乳兄弟である今井兼平の主従二騎となり、兼平が防戦する最中に義仲は自害の場所を求めて粟津の松原へ向かうが、泥田に馬の足をとられて敵に首を討たれてしまう。
21.3×32.7(絵18.8×13.7) 紅摺絵袋絵