高橋浮世絵コレクション
浮世絵風俗美女競 幼真臨鏡現
A Contest between Contemporary Beauties ( Ukiyo Fuzoku Mime Kurabe ) : Woman in front of a Mirror
IIIF Manifest
鏡の前で「美艶仙女香」という白粉の包みを眺める美人。これから化粧をするところなのであろう。なまめかしい眼差しと半開きの口元に、英泉独特の女性の妖艶さが感じられる。賛として「幼(幻)真臨鏡現 生滅帯花知」という漢詩が添えられている。 美艶仙女香は当時江戸市中で評判の化粧品であったが、販売元が頻繁に浮世絵の中にその商品を書き込ませることでPRをしていたことでも知られている。 英泉最盛期に描かれた美人大首絵の代表作。文政5年頃の作。(日野原健司)
詳細情報
- 作者
- 渓斎英泉
- 作者英名
- eisen
- 画題
- 浮世絵風俗美女競 幼真臨鏡現
- 請求記号
- 200X@3-28
- 制作年代
- 19世紀前期
- 版元
- 若狭屋与一
- 極印
- 極印
- 版型
- 大判錦絵
- 寸法
- 38.1×26.4
- 署名
- 渓斎英泉画