荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション
『花作りの庭』
Le jardin fleuriste: journal général des progrès et des intérêts horticoles et botaniques, contenant l’histoire, la description et la culture des plantes les plus rares et les plus méritantes nouvellement introduites en Europe / publié sous les auspices et avec la collaboration des principaux botanistes et horticulteurs du continent, et, en particulier, d'un grand nombre de membres de la Société Royale d'Agricult. et de Botanique de Gand, et rédigé par Ch. Lemaire,...
IIIF Manifest
植物図鑑のさまざまな刊行パターンの中で、園芸場や種苗会社が手持ちの株を宣伝する彩色カタログとして定期的に発行する慣習がある。これをフロリレジウム「花譜」と呼ぶ。200 年以上も続く花譜『カーチスの植物学雑誌』もキュー・ガーデンを背景として新入荷植物入手法、栽培法を解説したカタログ雑誌なのである。こうした花譜を一番華々しく制作したのがベルギーのヘントであった。そこにシャルル・ルメールという人物がいて、きらびやかな園芸種が次々と登場する雑誌を刊行した。その一つが『園芸家の庭』(1851-1854)である。
(鷲見洋一編集・執筆『繁殖する自然―博物図鑑の世界』慶應義塾図書館、2003年 より)
詳細情報
- 著者名(原書)
- Lemaire, Charles-Antoine, 1801-1871
- 著者名(姓のみ日本語)
- ルメール
- 出版地・出版年(日本語)
- ゲント 1851-1854年
- 言語
- フランス語
- 図版ページ
計400(v. 1: 104, v. 2: 97, v. 3: 99, v. 4: 100)
- 請求記号
- 120Y@438@4@1~4
- 資料種別
- 準貴重書
- 図版
- 一部公開