荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション

『博物誌』

Rervm natvralivm historia, nempe qvadrvpedvm, insectorvm, piscivm, variorvmqve marinorvm corporvm fossilivm plantarvm exoticarvm ac praesertim testaceorvm exsistentivm im Mvseo Kircheriano / edita iam a P. Philippo Bonannio nvnc vero nova methodo distribvta notis illvstrata in tabvlis reformata novisqve observationibvs locvpletata a Iohanne Antonio Battarra Ariminensi

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ブオナンニはイタリアの博物学者。イエズス会に入会して重要な任務につくが、とりわけかのキルヒャーが収集した珍品を収めたローマの「キルヒャー博物館」の整理を任された。その成果は 1709 年に発表されている。彼はとりわけ顕微鏡に興味を持ち、当時学界で話題になっていた動物の「自然発生説」を擁護する手がかりを、ミクロの世界の観察に求めた。

(鷲見洋一編集・執筆『繁殖する自然―博物図鑑の世界』慶應義塾図書館、2003年 より)

詳細情報

著者名(原書)
Buonanni, Filippo, 1638-1725 Battarra, Giovanni Antonio, 1714-1789
著者名(姓のみ日本語)
ブオナンニ
出版地・出版年(日本語)
ローマ 1773-1782年
言語
ラテン語
図版ページ

52(巻頭口絵含む)(v. 1のみ所蔵)

請求記号
142Y@23@1@1
資料種別
準貴重書
図版
一部公開