デジタルで読む福澤諭吉

国會の前途・国會難局の由来・治安小言・地租論

国會の前途・国會難局の由来・治安小言・地租論

Kokkai no zento, Kokkai nankyoku no yurai, Chian shogen, Chisoron

明治二十二年の憲法発布以来「時事新報は社説に帝国議会のととに論及するものが少くなかったが、その代表的論説四編を一編として纒めたものである。
國会の前途 明治二十三年十二月十日から二十目まで十二回に亘り時事新報社説として発表せられ、明治二十五年六月に「国会難局の由来」「治安小言」「地租論」の三編と共に合綴して一冊の単行本に纒めて冊行せられた。単行本は四六判洋紙活字版、鼠色洋紙の薄表紙で、「福沢諭吉立案/男一太郎捨次郎筆記/ 国会の前途国会難局の由来治安小言地租論合本全/ 明治二十五年六月出版」の文字を縦三ツ割に配列し、周囲を飾り枠で囲った意匠である。序文一丁、本文二百二十一頁、奥附一頁、巻末に広告七頁がついている。奥附には「明治二十五年六月五日印刷/明治二十五年六月六日出版/定価金三十銭/編纂兼発行者 大分県士族石川半次郎東京市芝区愛町二丁目一番地寄留/印刷者大分県平民坂忻治郎同市麹町区有楽町一丁目五番地寄留/大売捌所交洵社同市京橋区南鍋町二丁目十二番地/同大倉書店同市日本橋区通り一丁日十九番地」と記してある。福沢の著書の売捌所として交絢社が登場したのはこれが最初である。巻末の広告は、第一頁に第百十九国立銀行、第二・三貢に明治生命保険会社、第四、五頁に明治火災保険会社、第六、七頁に「時事新報」の広告が載っている。福沢の著書中にこのような銀行会社の広告が載ったのも、これが最初である。
國会難局の由来 明治二十五年一月二十八日から二月五日まで八回にわたり時事新報社説として発表せられたもの。
治安小言 明治二十五年二月二十八目から三月四日まで五回にわたり時事新報社説として発表せられたもの。
地租論 明治二十五年四月二十九日から五月八日まで九回に亘り時事新報社説として発表せられたもの。

詳細情報

タイトル
国會の前途・国會難局の由来・治安小言・地租論
ヨミ
コッカイ ノ ゼント コッカイ ナンキョク ノ ユライ チアン ショウゲン チソロン
別タイトル
Future of the DietOrigin of the difficulty in the DietWord on the public secuityOn land tax国会の前途・国会難局の由来・治安小言・地租論
出版地
東京
出版者
石川半次郎
出版年
1892
識別番号
福澤関係文書(マイクロフィルム版)分類: F7 A47請求記号: 福 47-1 著作