デジタルで読む福澤諭吉

士人處世論

士人處世論

Shijin shoseiron

明治の士人が立身の道をひたすら官途に求めて政府の小吏となって満足するが如き風潮を批判し、士人処世の方向は官途以外に無限に広いことを論じたもの。
明治十八年九月二十八日から十月五日まで六回にわたって時事新報社説として発表し、更にその論緒をついで、十月二十四日から二十九日まで五回にわたって続編とも称すべきものを掲載し、この両編を纒めて同年十二月に四六判洋紙活版刷りの小冊子として出版した。単行本は茶色の洋紙の薄表紙で、「福沢諭吉立案/中上川彦次郎筆記/士人処世論 完/明治十八年十二月出版」の文字を飾り枠で囲った意匠で、緒言二頁、本文六十八頁、巻末に薄紫色紙一葉を添えてこれに奥附と時事新報の広告とを印刷している。奥附には「明治十八年十一月廿七日出版御届/ 同年十二月出版/定価金十七銭/抜萃兼出版人大分県士族 石川半次郎 東京日本橋区通三丁目十一番地寄留」と記してある。

詳細情報

タイトル
士人處世論
ヨミ
シジン ショセイロン
別タイトル
On men's moral life士人処世論
出版地
東京
出版者
時事新報社
出版年
1885
識別番号
福澤関係文書(マイクロフィルム版)分類: F7 A42請求記号: 福 42-1 著作