デジタルで読む福澤諭吉
学校教育に関する政府の反動的干渉の傾向を批判したもので、明治十六年一月二十日から二月五日までの時事新報紙上に「学問と政治と分離すべし」と題して八回に亘り連載し、後でこれを纒め「学問之独立」と題して単行本として出版した。
四六判洋紙活字版、本文四十七頁、緒言二頁、奥附一頁の小冊子で、鼠色の表紙に「福沢諭吉立案/中上川彦次郎筆記/学問之独立/明治十六年二月刊行」と記され、周囲に飾り枠を配している意匠で、奥附には「明治十六年二月廿一日御届/ 同年同月出版/定価金十銭/編輯兼出版人飯田平作/東京芝区三田二丁目二番地寄留」と記されて、その左側に売捌書肆として東京の丸善商社、山中市兵衛、中近堂、慶応義塾出版社、大阪の丸善支店、梅原亀七の名が所在地名と共に列挙してある。
詳細情報
- タイトル
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學問之獨立
- ヨミ
- ガクモン ノ ドクリツ
- 別タイトル
-
On the independence of learning
学問之独立 - 出版地
- 東京
- 出版者
- 飯田平作
- 出版年
- 1883
- 識別番号
-
福澤関係文書(マイクロフィルム版)分類: F7 A38
請求記号: 福 38-1 著作