デジタルで読む福澤諭吉

徳育如何

徳育如何

Tokuiku ikan

この書は、ようやく反動の徴候を示して来た政府の小学校道徳教育の傾向に対し、福沢が極わめて批判的た立場に在ることを表明したもので、儒流教育との闘いを示す重要な論説である。
明治十五年十月二十一日から二十五日まで四回に亘り「学校教育」と題して時事新報社説として発表し、十一月に四六判洋紙活字版の単行本として題名を「徳育如何」と改めて出版されたものである。
表紙は本文と共紙で、「福沢諭吉立案/ 中上川彦次郎筆記/徳育如何/ 明治十五年十一月刊行」と記し、周囲を双柱罫と飾り枠とで囲ってある。左下隅に「慶応義塾蔵版之印」の朱印が捺してある。緒言一頁、本文二十四頁、奥附一頁。奥附には「明治十五年十一月六口御届/同年同月出版/定価金四銭/ 編輯兼出版人飯田平作/ 東京芝区三田二丁目二番地寄留」と記し、その左側に売捌書肆として東京の丸善商社、山中市兵衛、中近堂、慶応義塾出版社、大阪の中近堂支店、丸善支店、梅原亀七の名が所在地名と共に列挙してある。

詳細情報

タイトル
徳育如何
ヨミ
トクイク イカン
別タイトル
On moral training
出版地
東京
出版者
飯田平作
出版年
1882
識別番号
福澤関係文書(マイクロフィルム版)分類: F7 A37請求記号: 福 37-1 著作