荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション

アンボイナホカケトカゲ

『アンボイナの博物誌』

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図版篇:図10
巻号頁数:I 巻末(p.18 の裏) 制作者:G. Dadelbeek(素描家); S. Fokke(彫版師) 版画技法:エッチング(手彩色) 刊行年:1786
猛毒で有名なアンボン貝と並んで、この島の名産動物。アガマ科に属し、かつて日本で人気を呼び、かつ虐待されたあの哀れなエリマキトカゲとは親類筋。尾が異常に長く、また頸部から尾にかけて生えた 櫛歯状の飾りウロコが売り物。体長は 1 メートルを超える。

(鷲見洋一編集・執筆『繁殖する自然―博物図鑑の世界』慶應義塾図書館、2003年 より)