荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション
『英国の四足獣の博物誌』
The natural history of British quadrupeds; consisting of coloured figures, accompanied with scientific and general descriptions, of all the species that are known to inhabit the British Isles: including as well those found in a wild as in the domesticated state; and also such as are clearly authenticated to have been originally indigenous, but are now extirpated, or become extremely rare; the whole arranged in systematic order, after the manner of Linnæus. / by E. Donovan, F.L.S. W.S.
IIIF Manifest
ドノヴァンは、イギリス人博物学者、図版制作者であり、博物学の全分野にわたる図鑑を制作したことで知られる。『英国自然誌』(1792-1816)全 10 巻に続く代表作は、熱帯アジア昆虫三部作といわれる 『中国昆虫史要説』(1798)、『インド昆虫史要説』(1800)、『オーストラリア昆虫史要説』(1805) である。ドノヴァンは学問上重要な発見を成しとげた人物ではないが、英国に博物学の思想を普及させることに大きな貢献をした。ドノヴァンの書物は人気を博し、よく売れた。だが、彼自身は後年回想録を著し、出版業者の暴利に比べ、自分が破産寸前だったことを述懐している。
詳細情報
- 著者名(原書)
- Donovan, Edward, 1768-1837
- 著者名(姓のみ日本語)
- ドノヴァン
- 出版地・出版年(日本語)
- ロンドン 1820年
- 言語
- 英語
- 図版ページ
計72(v. 1/2: 33, v. 3: 39)
- 請求記号
- 120Y@456@2@1/2, 3
- 資料種別
- 準貴重書
- 図版
- 一部公開