荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション

『フランスの植物』

Plantes de la France, décrites et peintes d’après nature / par M. Jaume Saint-Hilaire ...

IIIF Drag-n-dropIIIF Manifest

軍隊生活を送った後、ジョーム・サン =ティレールは 1800 年にパリに行き、ジュシユー、ドーバントン、ラマルクらの講義を受講、博物学に熱中するかたわら、花の素描と画法を学んだ。 著書の印刷で出費がかさみ、生涯貧困に苦しむ。折しも皇帝ナポレオンは布告を出して、必需品の外国産物質に取って代わりうる国産の物質を発見した者に 10 万フランの賞金を約束した。ジョーム・サン =ティレールは外来の天然染料インジゴに換えて、美しい藍色を生み出す染料物質を提案するが、採用されずに終わった。本書は全 10 巻におよぶ彼の代表作。

(鷲見洋一編集・執筆『繁殖する自然―博物図鑑の世界』慶應義塾図書館、2003年 より)

詳細情報

著者名(原書)
Jaume Saint-Hilaire, Jean-Henri, 1772-1845
著者名(姓のみ日本語)
ジョーム・サン=ティレール
出版地・出版年(日本語)
パリ 1819-1822年
言語
フランス語
図版ページ

計1010 (v. 1: 95, v. 2: 114, v. 3: 95, v. 4: 100, v. 5: 101, v. 6: 101, v. 7: 101, v. 8: 101, v. 9: 101, v. 10: 101, 各巻頭口絵含む)

請求記号
120Y@489@10@1~10
資料種別
準貴重書
図版
一部公開