荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション

『ロンドンの果実』

Pomona londinensis: containing colored engravings of the most esteemed fruits cultivated in the British gardens, with a descriptive account of each variety / by William Hooker F.H.S.; assisted in the descriptive part by the president and members, and sanctioned by the patronage of the Horticultural Society of London.

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フーカーは商業を捨てて、博物学を研究し、1809 年、『アイスランド紀行』で評価をえた。1815年、植物学者ターナーの娘と結婚、同時にグラスゴーで植物学を講じて人気を博し、当地の植物園設立に奔走した。1840 年、王立植物園である「キュー・ガーデン」初代園長となる。当園は彼の努力で英国でも指折りの美しい植物園に成長。王立協会会員、リンネ協会の副会長も務める。英国における植物学の普及に対するフーカーの貢献には絶大なものがあった。

(鷲見洋一編集・執筆『繁殖する自然―博物図鑑の世界』慶應義塾図書館、2003年 より)

詳細情報

著者名(原書)
Hooker, William Jackson, Sir,1779-1832 Royal Horticultural Society (Great Britain)
著者名(姓のみ日本語)
フッカー
出版地・出版年(日本語)
ロンドン 1818年
言語
英語
図版ページ

v. 1: 48

請求記号
141Y@46@1
資料種別
準貴重書
図版
一部公開