荒俣宏旧蔵 博物誌コレクション

『植物学基礎』

Elements of botany / [Robert John Thornton]

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ソーントンは、フランスのトゥルヌフォール同様、父親の意志により大学で神学を学ばされたが、興味が湧かず、医学と植物学に関心を抱く。やがて医学博士の称号を獲得して、ロンドンで医療を営むが、彼の名を不朽にしたのはやはり植物学の業績だった。『植物学基礎』は『フローラの神殿』と並ぶ代表作で、ほかに医学と植物学との接点から生まれたような『家庭の植物学または医療植物学全教程』(1810)がある。

(鷲見洋一編集・執筆『繁殖する自然―博物図鑑の世界』慶應義塾図書館、2003年 より)

詳細情報

著者名(原書)
Thornton, Robert John, 1768-1837
著者名(姓のみ日本語)
ソーントン
出版地・出版年(日本語)
ロンドン 1812年
言語
英語
図版ページ

163

請求記号
120Y@524@1
資料種別
準貴重書
図版
一部公開