{"label":"『鳥類の展示室』","metadata":[{"label":"書名(日本語)","value":"『鳥類の展示室』"},{"label":"書名(原書)","value":"La galerie des oiseaux: dédiée à son Altesse Royale Madame, Duchesse de Berri \/ par M. L. P. Vieillot et par M. P. Oudart"},{"label":"解説(「繁殖する自然 博物図鑑の世界」・第333回展示解説より抜粋)","value":"
ヴィエイヨは 1780 年にフランスを出て、サント=ドミンゴ島に家の問題を処理しに赴いた。現地で熱帯の鳥類の美しさに驚嘆して標本を収集して帰り、ビュフォンに自分の記録を提供したりもした。また、19 世紀初頭から『フランス鳥類学』、『キバシリとフウチョウの自然誌』、『北 米鳥類自然誌』などの著作を刊行。本書は博物図譜の専門画家ウダールの協力をえて刊行した鳥類総覧。 鳥の図像は 18 世紀に入って飛躍を遂げる。鳥をペットとして飼育する習慣が定着したのと、剥製術が 普及したためである。鳥類図鑑には止まり木が描かれることが多い。19 世紀末までの鳥類図譜のどれ を見ても、陸鳥であれば止まり木、水鳥であれば大地が必ず描かれている。人間を含む哺乳類について も地面や大地や建物などが添えられている。いうまでもなく、これは植物画における露と同様、寓意を 持つシンボルであった。だが、こうした持ち物「アトリビュート」は、時代とともに形骸化して単なる 飾り物になり、簡略化されてくる。<\/p>\r\n\r\n
(鷲見洋一編集・執筆『繁殖する自然―博物図鑑の世界』慶應義塾図書館、2003年 より)<\/p>\r\n"},{"label":"著者名(姓のみ日本語)","value":"ヴィエイヨ"},{"label":"出版地・出版年(日本語)","value":"パリ 1825年"},{"label":"言語","value":"フランス語"},{"label":"請求記号","value":"120Y@517@2@1~2"},{"label":"資料種別","value":"準貴重書"},{"label":"図版","value":"一部公開"},{"label":"図版ページ","value":"